『船員健康友の会』会員を1次募集いたします

船員法改正を徹底的に学ぶ
「船員健康友の会」　立ち上げの背景と目的

船員は、陸から隔離した閉鎖的空間で職住一体の生活という事情により、人間関係上の問題が陸上よりも深刻な問題となっていました。長時間労働の実態も陸上と比べ把握しにくく、現にストレスや生活習慣病等の健康リスクが高い状況にありました。

一方、健康管理に関して、陸上では労働安全衛生法などによりきめ細かく規制が刺されていますが、船員に関して従来から制度的な仕組みはなく自主的な取り組みに任されていたのが実情です。

このような状況から、船員の心身の健康図るため今般下記4点中心に法改正がなされました。
① 産業医の導入、② 健康診断のあり方、③ 過重労働、④ メンタルヘルス対策

船員法改正を徹底的に学ぶ「船員健康友の会」の目的は、今般の法改正の内容を個々の会社内だけで対応方法検討するよりも、同業の皆様（船舶事業者）が集まって正しい知識を一緒に身に着けていきながら、船員が健康で働き続けられるよう、船内の食事の改善、運動不足の解消・受動喫煙の防止、メンタルヘスルの改善などの取り組みや、船内での労働時間や休養の状況、血圧の把握など日常的な船員の健康状態の管理に向けて、専門家を交えて皆でアイデアを出し合って一緒に考え、実践していく事です。